チェロ協奏曲 作品85 – 1. アダージョ/ II.レント

この作品の初演を務めた演奏者は、ロンドン国立管弦楽団のコンサート開演式のための合わせの時間が十分に取れず、エルガーの大変な怒りを買ったというエピソードがありました。作曲から約一年後に世界中で再演の機会を見た交響曲第1番とは対照的に、その後ロンドンでこのチェロ・コンチェルトが再演される事はなかったようです。